未来やビジョンを語り合える社風や場づくりが希薄になっている。
クライアント企業から、会社の未来や夢、ビジョンを語り合える社風や場づくりが希薄になっているというご相談をよく受けます。私たちの会社の次のステップを自分のことと捉え、前向きに努力していく人材の育成が進んでいないという悩みでもあります。
こんな要因は、社内に見当たりませんか。
1.可能性志向の喪失
自社や自分の将来・未来の姿・夢・ビジョンを部門横断、階層を越えて語り合う場が企業規模の小さい頃は、社長と距離の近い社員とあったが、成長し規模が30人・50人・100人を超えていくといつの間にか、無くなってしまっている。
2.経営執行と社員の乖離
成長して企業規模が大きくなって生じる部門間、年齢間、社員間の壁を取り除き、未来を語り合える場の必要性さえ見失ってしまい、ビジョン・戦略を検討する執行部と与えられ実行する社員という構図になっている。
3.部門最適の蔓延
いつの間にか現在の組織や役割だけに囚われ、自由闊達な今日から明日へ進化するための議論は、皆無になっている。
4.チームビルディングスキルに取り組めていない
個々には業務推進力のある社員も、チームで成果を上げるチームビルディングができ、自ら意図的に変化を起こせるリーダーとして育成ができていない。
5.個のキャリアアップと組織力向上のキャリア開発が不一致
所属する会社は自分の専門キャリアを積み上げる場として捉えて、組織力発揮の個の相乗効果をチームとして発揮できるリーダーのキャリア開発に目が向いていない。
こんな実感をお持ちであれば、「Want・Can・Must 未来づくり10年ビジョン」メソッドの活用をお薦めします。
「Want・Can・Must 未来づくり10年ビジョン」メソッド体系
10年後の時代価値を考える基本ステップ
- 次世代への承継を10年単位で考え、自由にセッションなどで語り合う従来の研修とは違う前向きな議論の場の設定
- 今までの階層型や部門別に囚われない世代縦断型セッション
- 社員間にある漠然とした不安を抱えながらの現状維持意識を払拭する「創造力」強化を図る未来を語る場の設定
- 物事に挑戦していく可能性志向・できない理由やないものねだりの考え方から脱却する「本質」を掘り下げていく「思考力」の強化
第1ステップ
セッションテーマ 「10年後の新時代の新価値探求と食品メーカーの本質的な価値」
- アイスブレイク(私のエピソード)・他己紹介
- 経済社会の潮流を考える
- 世の中の10年後の本質的な価値は何か
- 食品メーカーの本質的な価値は何か
- 明日へ向けての30秒 志表明
- 次ステップテーマ
第2ステップ
セッションテーマ 「部門を越えて語り合うわが社の本質的価値と社風価値拡大のための逸話マネジメント」
- タウンウォッチング報告
- わが社の創業の原点と成長過程・成長要因の共有化
- わが社が社会的価値を高めた逸話の披露と整理
- 「ここがダメだよ うちの会社」敢えて問題点を出し課題整理
- わが社の強み、固有技術の差別化・ナンバーワン・オンリーワンを考える
- 洋菓子を主体としたわが社の事業領域を考える
- わが社の本質的な価値
- 明日へ向けての30秒 志表明
- 次ステップテーマ
第3ステップ
セッションテーマ「世代・部門を越えて語り合うわが社の10年後の未来を創る本質議論」
- タウンウォッチングで再度考えたわが社の本質的な価値報告
- わが社の10年後へ向けたWANT・CAN・MUST議論
- 世の中の10年後の本質的価値・わが社の本質的価値とは
- わが社の10年後の未来を創る本質議論
- わが社10年後の未来の夢を絵にする
- わが社の10年後を担う自分の成長ロードマップ
以上